学校概要

創立百三十年
常に時代にかなった教育を実践

学校理念

本校は旧加賀藩士夫人の河村ツネ先生とその娘の3人の女性による女子裁縫専門学校の開校に始まります。ここではいわゆる読み・書き・算盤のほか礼儀作法を教え、教育方針は日本古来の伝統的な倫理道徳を規範としていました。現在の豊島岡も、「道義実践・勤勉努力・一能専念」という教育方針を掲げ、道義すなわち人として踏み行なうべき正しい道、優しさと思いやりの心を教えています。また授業前5分間の運針、そして品位ある女性に成長して欲しいと願って和室・洋室での礼法・マナーを学ばせております。これらも創立以来の教育の精神を受け継ぎ、女子教育の核ともいうべき大切なものとして位置づけているからです。

学校情報

学校名豊島岡女子学園 中学校・高等学校
所在地〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-22
電話番号03-3983-8261
FAX番号03-3983-5628
創立明治25(1892)年
生徒数1,752名 (中学校:796名、高等学校:956名)  <2022年5月現在>
学級数40 (中学校:18、高等学校:22) <2022年5月現在>
教職員数145名 (教員数 135名[女:79、男:56]) <2022年5月現在>

沿革

明治25(1892)年5月1日、河村ツネ先生が牛込区下宮比町に女子裁縫専門学校を設立し 専ら女子に必要欠くことのできない裁縫を主として、一般家政の教育に専念したのが本校の始まりであります。明治31年に校舎を牛込区新小川町に移転拡張し、 同37(1904)年には東京家政女学校と校名変更、更に、大正13(1924)年4月には、牛込区弁天町に 牛込高等女学校を併設して一大発展をとげました。

昭和15(1940)年医学博士二木謙三先生が第四代校長に就任し、豊島区日出町に現在の校地三千坪を購入して、校舎の新築を計画しました。しかしながら戦争のため所官庁から建築の中止を命じられ、ついで戦火のために牛込の校舎は全焼の災厄にあいました。昭和23(1948)年4月に当校地に移転復興した本校は、土地柄にふさわしく豊島岡女子学園と校名変更して、今日におよんでいます。
令和4(2022)年に創立130周年を迎えました。